神奈川県で、2人兄弟の長男として生まれました。親戚の中で子どもは自分一人だけ。親戚中から可愛がられたので、人見知りせず、大人にも積極的に話しかけられる性格になりました。

両親が弟につきっきりになっていく中、だんだんと自分のことは自分で決め、なんでも勝手にやるようになりました。小学4年生の時、中学受験のための塾に通うように。塾の先生から「君の性格に合っているから」と「自主自立」を掲げる中高一貫校である麻布中学・高校を勧められました。その学校を目指して勉強し、無事合格することができました。

中学では、中高の生徒が一緒に取り組む文化祭実行委員や運動会応援団に所属し、精力的に活動しました。どちらも大きなイベントを運営する団体だったので、準備が大変でメンバー同士が衝突することもありましたが、集団で大きなことを成し遂げるのが面白いなと思いました。

周りの友達は「これだけは誰にも負けない」という特技を持っている人が多く、かっこよかったです。たとえば、文化祭実行委員で校内の装飾をした時は、デザイナーを目指している友達がものすごくうまい絵を描いていました。僕自身は、だいたいのことはできるけれど飛びぬけて上手くできるものがなく、器用貧乏なタイプだったんです。だからこそ、何か突出した特技を持っている人と接して、自分の知らない世界のことを知るのが面白く感じました。