アメリカシリコンバレーエンジニア・投資家・元サッカー金メダリストという3つの顔を持つ男の『超戦略的生存戦略』|酒井潤/Jun Sakai
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現役シリコンバレーエンジニア / 元サッカー金メダリスト / 投資家 / ユーチューバー
今の活動を始めたきっかけを教えてください
サッカー東アジアオリンピックで金メダルを取得したが、プロサッカーチームからのオファーは受けたが、膝の靭帯を切ってしまい断念。次にくる産業がITと目をつけIT産業として働くことを決意。日本の企業で働いている際にアメリカのマイクロソフトの社員と台湾のHTC社のエンジニアと一緒に仕事をする機会があり、英語のミーティングに日本企業側にだけ通訳をつけていたことにショックを受けた。また、TOEICも300点だあり、英語のミーティングについていけず、さらに通訳さんに訳された内容もIT知識が不足してついていけない体験があり、このまま日本で働いていたら、国際力もITに関しても出遅れると感じアメリカのシリコンバレーに行く決意をする。
人生の転機・現在に繋がっていると思う出来事を3つ教えてください
ひとつめの出来事を教えてください
東アジアオリンピックで金メダルを取得するも膝の靭帯を切りプロサッカーへの道を断煙したことです
それはいつのことですか?
大学四年生
具体的な出来事について教えてください
サッカー東アジアオリンピックで金メダルを取得し、プロサッカーチームからもオファーをもらいプロを目指していたが、膝の靭帯を切ってしまい断念。サッカー推薦で入った神学部で専門技術がないため、どの分野で生きて行くか迷っていたところ、神学部の教授に「英語とITができれば食べていける」とアドバイスを受けIT分野に興味を持つ。そこからもう勉強して、国立の大学院大学に合格し、大学院で上位10位の成績を取り、NTTドコモへ就職する。
それを通して考えたことや、変わったことはありますか?
小学校生の頃にジーコのサッカー教室に運よく抽選でいける事になり、「ブラジル人のようにプロになるためには勉強しないでサッカーだけに集中しないとダメなのか」とジーコに質問したところ、ジーコが「多くのサッカー選手が不良になったり、経済的に苦しくなったり、怪我などをしてプロへのみちを絶たれてきた選手を多く見てきた。だから勉強もサッカーと同じくらい一生懸命やらないとダメだ」と言われたことがきっかけで、サッカーだけでなく、勉学に励むことができていた事に改めて感謝した。
ふたつめの出来事を教えてください
TOEIC300点からアメリカシリコンバレーへのIT企業への転職したことです
それはいつのことですか?
新卒でNTTドコモに入社してから2年目
具体的な出来事について教えてください
NTTドコモで働いている際にアメリカのマイクロソフトの社員と台湾のHTC社のエンジニアと一緒に仕事をする機会があり、英語のミーティングに日本企業側にだけ通訳をつけていたことにショックを受ける。また、TOEICも300点だあり、英語のミーティングについていけず、さらに通訳さんに訳された内容もIT知識が不足してついていけない体験があり、このまま日本で働いていたら、国際力もITに関しても出遅れると感じアメリカのシリコンバレーに行く決意をする。
それを通して考えたことや、変わったことはありますか?
英語ができない自分がアメリカに行くにはどうすれば良いかを戦略的に考え、アメリカに会社を作って大きくさせるか、アジアの海外転職などをステップアップにアメリカに行くかの道を探る。まずは、ハワイに会社を登記し、日本で支店を作りながら、事業を行いつつアメリカ転職を狙った。転職に関しては、日系企業が求める人材や資格を調べ、それに見合う資格をとり、最終的に転職という道でアメリカ、シリコンバレーの転職を成功させる。アメリカでの仕事に集中するためにハワイに設立した会社はクローズした。
みっつめの出来事を教えてください
リーマンショックで会社が倒産し仕事を失うが、シリコンバレーで新たに転職した企業が株式上場したです
それはいつのことですか?
アメリカに転職してから三年目
具体的な出来事について教えてください
アメリカに転職した会社がリーマンショック時に倒産し、仕事を失う。運よくNTTのアメリカの研究所にすぐに転職でき、アメリカでの不労滞在にならずにすんだ。そこで、ある程度アメリカにある日系企業で働きながら、英語を習得し、英語とIT技術が見についいた頃にアメリカ企業への転職に試みる。次世代にくる産業がビッグデータと目をつけ、ビッグデータの企業に転職し、一週間後に株式上場。
それを通して考えたことや、変わったことはありますか?
上場後に若くしてリタイアして行くアメリカ人を見て、株式で人生を大きく変化させること気づき、株式投資にも力を入れる。プログラミングを使った株式投資などで利益を上げることもでき、株式投資の本も出版、Udemyの教育プラットフォームでプログラミングと株式投資の講師を務めベストセラーをいただき人気講師として活躍。また、サッカーに関するYoutubeチャンネルなどもはじめ、地元でサッカークラブなども始める。今は、アメリカのIT企業で働きながら、プログラミング、株式投資、サッカーを軸に次世代の子供達のために技術を伝えることに専念している。
将来やりたいことや、ありたい姿を教えてください
自分のキャリアの軸となったのが、英語、サッカー、IT、投資なので、日本に戻って、それらを教えるスクールを開きたいです。また、アメリカ学んだ戦略的に狙うキャリアアップなども指導できるようなスタートアップやMBA的なものも取り入れることができればとも思っております。世の中には、震災などでなくなれた方などいらっしゃいますが、私は運が良かったこともあり、今でも生きているだけで幸せです。これからは、次世代の子供達が世界で活躍できるよう手助けしながら生きていければと思っています。
その中で、3年以内に実現したいことがあれば教えてください
まずはスクールを運営する前に、教育プラットフォームであるUdemyなどでもっとコースを出し、講師力を磨きたいと思っております。アメリカに滞在しながらシリコンバレーのトップ技術を日本にいる方に伝えていければと思っております。
好きな言葉を教えてください
サッカーをしていた時は「人と同じことをしていても同じようにしか伸びない」でした。今は「子供のようにやりたいことを何も考えずに挑戦する」を座右の銘としていきたいです。桜井章一さんの「考えるな!感じろ」も好きです。大人になってからリスクばかり気にしている自分に、今この言葉を言い聞かせるのがいいかなと思います。
キャッチコピーをつけた理由を教えてください
世界は不平等であり、情報を知っているか知らないかで今後の人生のキャリアに大きな変化を与えます。インターネットに多くの情報がありながら、自分の人生を良い方向へ変える情報を見つけられない人も多いかと思います。そのような人たちのために私の経験が皆様の手助けができればと思い、このキャッチコピーを選ばせていただきました。
略歴
1995年4月 渋谷教育学園幕張高等学校
1998年4月 同志社大学(サッカー推薦)
2002年4月 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学専攻
2004年4月 NTT ドコモ
2006年10月 米国 APLogics Technologies, Inc
2009年2月 米国 NTT Innovation Institute, Inc
2012年4月 米国 Splunk, Inc
作成日2018年11月21日
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