自分なりの仕事の定義を作った人の人生まとめ
自分のやりたい事が既存の仕事の定義に当てはまらない、微妙に違うと感じる時はどうしたら良いの?そう、作ってしまえばよいのです。そんな人たちを紹介します。
ところが、会社に辞表を出した直後、彼女に振られてしまいました。
かなり傷心しましたが、会社にはもう辞めると言ってしまったので、
東京に出るしかなくなり、とりあえず仕事を探して、IT系の会社に転職することにしました。
ただ、その仕事はとりあえず生活のために始めたようなものだったので、
自分にとっては夢もやりがいもなく、つまらないとしか思えなかったんですよ。
そのため、毎日仕事が終われば遊びに行き、終電を逃して朝まで飲む、というような生活を繰り返すようになりました。
そこで自分を見つめ直し、人が好きで、目の前の人に喜んでもらいたいという思いなどから、
バーテンダーの仕事がしたいという思いに至ったんです。
そして、いつかは自分のお店を出すという目標を定め、そのための勉強として働かせてもらえるお店を探し、
どうせ本気でやるならお酒の街でやろうと、26歳の4月から、恵比寿のあるお店で働くことになりました。
そして、仕事を始めてみると、今までとは全く違い、仕事が楽しくて仕方がなく、本気で休みがいらないと思いましたね。
実は以前から、恋愛に対するアドバイスなどをするコンサルタントとして、
この領域も扱ってみたいという思いはありました。
しかし、同じようなコンサルタントとして仕事をされている尊敬する方に、
一度「恋愛」という括りにしてしまうと、そこから抜け出せなくなってしまう、という助言をもらっていたんです。
しかし、このように周りの方から、言ってもらうことで、自分の思いが確信に変わり、
今までの自分はまだ本気ではなく、これからは自分にとって好きであり、得意な分野で、
しかも本当にやりたいと思うことをやっていこうと決意しました。
大内 友博さんのインタビュー全文はこちら
学生団体で関わる仲間もやはり意識が高く、刺激を受けた自分は、
父が経営者だった影響もあり、
「将来は起業をする。でも、起業は問題を解決するための手段でしかない」
と言うようになっていきました。
そうやって将来を分かったような気になって真面目に語る、大人になっていったんです。
実は僕も昔、サプライズをしたことがありました。
毎年、母親の実家がある鹿児島に親戚一同が集まり、一緒に年を越すのが習慣でしたが、
大学2年生の時は他の予定があって、僕の家族は行けなかったんです。
しかし、12月29日くらいに親戚と電話で年末の挨拶を済ませた直後に、
「もしかして、今から突然行ったら驚かれるんじゃないか?」と考え、
家族みんなでその日の夜から突撃訪問したんです。
すると、来る予定のなかった田中家の登場に親戚一同驚いて、
そしてまた喜んでくれました。
社会人になってからは、働きながらSNS上でサプライズコンサルタントの人を見つけ師事したり、
社会人2年目あたりから起業塾にも通い始めました。
そして、4年目になり、会社以外の仕事で少しお金も稼げるようになり、
そろそろ力がついてきたと思った段階で、会社を辞め、
「サプライズプロデューサー」として独立することにしました。
田中 良洋さんのインタビュー全文はこちら
特に、課長からは「ダイレクトメールはラブレターだ!」と言われ、
自分の売りたいものを押し付けるのではなく、どうしたらもっと届ける先の人の力になれるのかを考えて活動するという、
企業活動の根幹の大切な考えを学ぶことができました。
ただその一方で、媒体を通して情報提供行うのではなく、
自分自身の力で、対個人に何かを伝えることをしていきたいという気持ちがあったんです。
そんな風に模索しながら仕事を続け、入社して4年ほど経った頃、東日本大震災が起きました。
この時、いろいろなことを考えさせられたんです。
いつ死ぬかもわからず、本当に何が起こるかわからない世の中なんだなと、強く感じ、
仕事とは何か?自分がやるべきことは何なのか?など、考えずにはいられませんでした。
そして最終的に、「明日死ぬとして、今この仕事を続けるか?」と自分の中で問うと、
「自分の強みを活かしきれている仕事ではない」と思ったんです。
ただ、大変な一方で、この仕事を通して、自分の好きなことである「人から相談されること」と、「人前で話すこと」ができ、
それによって周りの人を幸せにしていくという、自分が目指している生き方ができていると感じます。
だから、自分の中で仕事とプライベートを切り分けることができず、ライフプランナーとは生き方そのものだと思っているんです。
私は人生を通して、人々に生きていく上で必要な、お金とキャリアという2つの面から人々をサポートし続けたいと考えています。
これはどちらかが欠けてもダメで、お金の知識をつけるためのセミナーを開催したり、
キャリアカウンセラーの資格を活かし、将来のことを考える場として、
『はたらきかた美術館』という、半歩先をいく素敵な働き方や生き方をしている方を呼んでトークイベントをしたりもしています。
中村 俊介さんのインタビュー全文はこちら
2014.10.13