小さい頃から大人しく、よく人見知りをする子どもでした。長女で、親の期待も感じており、「お利口にしていなければ」という気持ちがあったんです。なんだか、飛び抜けたことはしちゃいけないと思っていましたね。

何かやりたいと言うごとに親に反対され、高校生になると毎日のように喧嘩をしました。でも、ただの反抗期だと流されてしまう節もあり、「相手を変えたいなら、自分を変えなければいけないな」とぼんやり考えるようになりました。

高校3年生になっても、明確にやりたいことはありませんでした。でも、コンプレックスである人見知りを直したいなという気持ちがあったし、実家の圏内から出て、自分の世界をもっと広げたいと思ったんです。

幸いにも、高校の成績がよく、推薦がもらえたので、悩んだ結果、都内の私大から新規募集があった、環境関係の学部で勉強をすることに決めました。その学部には夜間があり、社会人の生徒もいて、色々な人と出会えるんじゃないかと思ったんです。

いざ大学に入学してみると、思った以上に色々な人と触れ合うことができました。親と過ごす時間が減って喧嘩も減って、性格も以前よりおおらかになっていきました。

大学生活は友達に誘われて入ったバンドのサークルが中心でした。ギターやヴォーカル、キーボードを務め、文化祭やイベントでは、実際に舞台に立つ経験もでき、楽しかったですね。