僕は小学校4年生からサッカーのクラブチームに入り、学生時代のほとんどをチームでの活動に費やしていました。

もともとサッカーはなんとなく始めただけだったのですが、とにかくチームのことが好きだったので、
自分が練習を頑張ることで、チームに何かしらの貢献をしたい、という思いでやっていたんです。

自分が下手でいらいらしていた時に、監督をこれ以上ないほど激怒させてしまい、
合宿中にもかかわらず、一人だけ帰らされてしまうなどということもありましたが、
サッカーを辞めてしまいたいと思ったことは一度もなかったですね。

だから、とにかくクラブチームでの活動を優先するために、
中学も高校も部活には入りませんでした。

高校に入ってからも、大学受験に向けた勉強などの時間でさえ、サッカーをするために使いたいと考え、
指定校推薦の枠があり、チームの練習場所だった千葉に通いやすい大学という理由で、
進学先を決めました。

また、小学生のチームのコーチもやりながら、よりチームに深く関わる中で、
指導者として稼ぐことは難しいということや、
小学生たちが、サッカーについて知っていることはメディアで取り上げられた、有名選手の話ばかりで、
自分たちが今するべき練習方法など、肝心な情報を知ることができてないということなど、
スポーツの世界の課題もたくさん知るようになりましたね。

そのため、それだけ深くチームに関わり、キャプテンまで務めたものの、
現実的に自分を見つめていたので、プロになろうとは思わなかったんですよね。

また、20歳でサッカーを辞めようということも、いつしか自分の中で決めていました。
なんだか、サッカーだけをやっていると視野が狭くて、
周りのことを何も知らない人になってしまうという危機感があったんですよね。