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一つ屋根の下で感じた世代間格差。
目指すはオフラインコミュニケーションの復権!

孔 維博さん/時代に調和したコミュニケーションツールの提供

はてぶ

中国から日本へ来たこと、そして独特な寮生活をきっかけにコミュニケーションについて考え始め、「世間で起きる問題は必ずコミュニケーションが原因であり、時代に調和したコミュニケーション提供への試行錯誤が私のライフワークです」とおっしゃる孔さん。今までどんなことを感じ、これから何を目指していくのかお話を伺いました。

違和感を感じる心の距離

私が生まれたのは、中国のハルビンという場所でした。そこは、寒く厳しい気候だったので、みんなで助け合わなければ生きていけないような環境でした。昔の村社会の影も色濃く残っていて、みんなが仲間意識を持ち、人と人との距離が非常に近い町だったんです。

小学生になった頃、父は仕事の関係で日本へ行き、僕は、祖母と暮らすようになり、学校の先生や近所の人等、町全体で育ててもらいました。そして、小学校3年生の時に、父に呼ばれ、僕も日本で暮らすことになりました。

初めのうちは言葉も通じないですし、距離感も掴めませんでしたね。ただ、言葉なんて、周囲の人が言っていることを真似ていればすぐに話せるようになったんですが、人との距離感って結局はその人の感性なので、教わるものでも、真似できるものでもなかったんですよね。

そのため、表面的には周りのみんなと同じようなコミュニケーションは取れているはずなのに、距離感は掴めず、心のどこかで分かり合えていないように感じる部分があって、ずっとモヤモヤを抱えていまいた。

経験値の蓄積