【12月4日イベント】Sunday Morning Cafe〜あなたの未来を変える生き方〜 ゲスト:平将明さん
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人が物語を語る可能性を信じたい。
目の前の物語に向かい合う人生。

青木 文子さん/司法書士・メイクアップアーティスト・フィールドワーカー

はてぶ

「人が語ってくれる、その人の物語を聴くことが好きなんです」とお話される青木さん。今まで様々なことに取り組まれてきた背景には、日々の生活をフィールドワーク的に捉える考え方がありました。そんな青木さんの半生を伺いました。

人を知るフィールドワーク

小さい頃から人を知りたいという気持ちが強かったです。

高校時代、最初医者になれば「人」を知ることができると考えて、医者を目指していましたが人の身体を知るだけではなく心理学や文化人類学的な視点も学びたいと思い、理系と文系どちらも学べる、早稲田大学の人間科学部に進学しました。

大学では当初農村社会学を研究していたのですが、データを集めて定量的に物事を考える手法ではなく、もっと人の生の声を聴きたいと感じ、その比重のより高い民俗学を学ぶようになりました。

民俗学では、現地に行きそこで暮らす人に話を聴くフィールドワーク的手法を用います。人が自分自身の過去の「物語」を語る時のエネルギーはすごく、また語り終えた後に、明らかに顔つきが変わってるんですよね。誰かに物語を語ること。そしてそれを聴いてもらうこと。その場に立ち会うことの価値を深く感じているんです。このフィールドワークこそが、その後も自分の立ち方の根っこになりました。

大学卒業後はそのまま大学院に進学しようと考えていましたが、面白い会社との出会いもあったので、就職をすることにしました。大学院進学を勧めてくれた恩師は、日常の生活の中で、どこでもフィールドワーカーでいることはできる、と送り出してくれました。

就職先は、地元名古屋にあるそこまで大きくない文房具メーカーで、女性が多く活躍していて、かつ会社の全体観を見ながら仕事ができそうだということに惹かれました。「仕事は自分で作るもの」という社風だったので、考える力は鍛えられましたよ。

最初は企画職で入社していたのですが、途中から営業部を立ち上げることになりました。
正直、文章の校正など細かい仕事に疲弊していたのですが、営業を始めて息を吹き返しましたね。
営業は人の話を聴く、まさにフィールドワークだったんですね。

そして3年働いた後、結婚を機に退職して、東京に行くことになりました。

ハラスメントと向き合う