高校卒業後、早く社会に出たくて大学には進学せずサラリーマンになりました。
しかし、仕事に追われる日々の中で自分は立ち止まっていました。
今の職場で自分の能力をフルに発揮できていないのではないか。自分に問いかける日々が続きました。
そんなある日、高校から続けていた空手の試合で「この人には負けないだろう」という相手に敗れ、自分の中で何かが変わりました。
ものすごく悔しくて、改めて本気で空手をやりたいという気持ちに気づき会社を辞めて、空手選手として新たな人生を歩み始めました。
ただ、選手といってもアマチュアなので個人事業や契約社員を並行しながら練習を続ける日々でした。
空手に人生をかけ、誰よりも努力した自信はあります。しかし、残念ながら選手としては良い結果を残す事ができませんでした。
過度の練習量がたたって怪我が増えていき、薬の作用から何ヶ月も高熱が出続け、生死をさまよっていた時期もありました。

結局、空手家としての人生には幕を閉じなければならなくなりました。
人生の糧を失っていた自分でしたが、そのまま腐っていきたくない、新たな自分の可能性を探してみたい、
そんな思いから、漠然と海外で働きたいという思いを持ち始めました。
ちょうどその時に経産省の海外インターンプログラムの募集が行われており、チャンスだと思って迷わず応募しました。
周りが皆高学歴ばかりの中、高卒で合格をもらえた自分はいい意味で目立った存在だったと思います。
自分には不利な学歴社会の中で、大きなチャンスをもらいました。それを活かせるかどうかは自分次第。
“全身全霊”をかけて、また新たな人生を歩み始めました。