東京都東久留米市で生まれ、小学校からは埼玉で暮らしました。子どもの頃から要領は良かったものの、勉強やスポーツ、趣味などで、飛びぬけて得意なことや好きなことはありませんでしたね。中学ではバスケ部に入るも、努力しているつもりが、ずっとレギュラーにはなれなくて。自分には向いてないなと諦めてしまいました。

高校は、英語を勉強したくて英語科に入りました。部活には入らず、文化祭実行委員をしました。生徒数が700人近くいて、勉強もスポーツも盛んだったので、運動系の部活に入っても活躍できる可能性は低いだろうと思ったからです。とはいえ、勉強だけになるのは嫌で、文化祭実行委員会なら気軽にできそうでした。空気が自分に合っていたのか、楽しんで活動しましたね。

2年生のときに、オーストラリアにホームステイをしました。英語を話せると楽しみにしていたのですが、実際に話してみるとその内容は想像していたものと全く違いました。現地の人から「オーストラリアにはこんな社会システムがあるけど、日本はどうなの?」って聞かれて、全然わからなくて、何も答えられませんでした。

自分は日本のことを何も知らないんだと思い知らされましたね。英語が話せても内容を考えられなきゃ意味がなかったんです。高校卒業後は、大学でもっと社会について学びたいと思い、文系学部の中で一番幅広く学べそうだと感じた経済学部に進むことにしました。両親やホームステイ先が公務員だったことにも影響を受けたのかもしれません。お金を稼ぐことよりも誰かのために働くことを一番に考えていたので、僕も自然とそう考えるようになって、社会システムに興味を持ち始めましたね。