小さい頃から、花屋を営む親に、

「花屋にはなるな。きちっとした会社に入り、安定した暮らしをしなさい」

と言われていました。

私自身、実家が花屋であることに少し照れに近い部分もありました。
小学生の頃、バレンタインをもらったお返しにと、親が花を持たせてくれことがあったのですが、
それを持って教室にいくのはすごく恥ずかしかったですね。

ただ、親の教育の影響か、小さい頃からアートや個性的なものが好きでした。
絵画教室に通ったり、家でも美術の本を読んだり、
中高生になると、音楽やファッションにも関心を持つようになりました。

高校では部活と勉強でほとんどの時間を過ごしていましたね。
進学校だったこともあり、卒業してからは大学に行こうと自然に考え、
家が商売をしていたことで、商学部や経済学部を選びました。

特別大きな理由は無かったのですが、青山学院大学に進学し、上京することに決めたんです。