福岡県広川町で生まれました。小さい頃から生き物が好きでした。祖父がお米やお茶の農家をやっていて、遊びに行ったり、手伝ったりする中で、自然と触れることが多かったんです。

飽きっぽい性格で、何でもちょっと手を出したらすぐに興味がなくなってしまう子どもでしたね。ゲームも運動も、興味をもつのに、できるようになると飽きるというか。何かを突き詰めるのは苦手で、これといって夢中になったものはありませんでした。

9歳の頃、父の仕事の都合でアルゼンチンに引っ越しました。最初の印象は、とにかく臭い。排水の処理が甘かったのと、みんなそこら辺に平気でものを捨てる影響です。臭さには驚きましたけど、生活自体は楽しかったです。アサードという大きな牛肉を2,3時間かけて焼く料理が美味しかったですね。

アルゼンチンはサッカーが盛んなので、自ずとサッカーにのめり込みました。リズム感とバランス感がなくてうまくはならなかったんですけど、1年後に日本に戻ってからも、中学・高校とサッカーを続けました。

高校卒業後は、環境に関わる勉強をしたいと考えていました。きっかけは、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』を読んだことです。地球がやばいとか、身近な環境が悪くなっていきゆくゆくは自分たちの生活に影響があると分かり、危機感を覚えたんです。それで、高知の大学に進学し、自然環境について学び始めました。