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誰もが個性を生かし、自由に生きる世の中へ。
目指すはキャリアの「保健室の先生」。

森 清華さん/キャリアコンサルタント

はてぶ

キャリアコンサルタントとして、「自分のキャリアを自ら創り出す」をコンセプトに活動する傍ら、講師やラジオ番組のパーソナリティも務める森さん。今の仕事にたどり着くまでには様々な転機があったとか。なぜキャリアコンサルタントの道を選んだのかお話を伺いました。

働くことが好きだった学生時代

神奈川県横浜市で生まれました。三姉妹の末っ子です。トランプやボードゲームが好きで、小さい頃、家族でよく遊びました。勝った人から好きなケーキが食べられるという決まりがあったんですが、家族に手加減はなかったですね。負けて泣いていると、親に「勝負の世界は厳しいんだ」と言われました。

他にも土地や石油を買ったり取引したりするボードゲームが好きでしたね。いかにこの勝負に勝つか、推測していくのが楽しかったです。新しいことを吸収していくことに夢中でした。

高校は県立の学校に通いました。部活は週に2〜3日出席すればいいバレー部のマネージャーを選びました。自由な校風だったこともあり、アルバイトに力を入れたかったんです。宿題が多かったので、勉強に割く時間もそれなりにありましたが、空いた時間でコンビニのアルバイトをしていました。社会で働くことに憧れていたので、アルバイトはどうしてもやりたかったですね。

将来についての具体的なイメージはなくて、「勉強は好きだから、何か学びたいな」という程度でした。親からは小さい頃から「やりたいことをやりなさい」と言われていました。父が経済学部出身だったということもあったせいか、他の学部よりも興味があって、政治や経済が学べる学部を目指しました。

大学入学後は、アルバイトに没頭しました。家庭教師やウェイトレス、テレアポなど13〜14種類の業種で働きました。お金を貯めて、ベトナムやタイ、ヨーロッパなどに旅行するのが好きだったんです。大学のベンチで友達と旅行の計画を立てるのが楽しかったですね。

様々なアルバイトをすることで、世界がどんどん広がっていきました。特に印象に残っているのは、家庭教師の営業サポートでした。既に契約が口頭で決まっている家庭を訪問して、最終的な契約締結をお願いしに行く仕事です。最初は緊張して、答えられない質問が来たらどうしよう、と不安でした。

でも、恐る恐る部屋に入って、お話すると、その場で契約が成立して、お金をいただくことができたんです。初めて営業をした瞬間でしたね。対面で反応がリアルに返ってくるのが面白かったですし、経験のない自分にお金を払ってもらえることが嬉しくて、信じられない気持ちでした。

このときの感動から、大学卒業後は営業の仕事がしたいと思い始めました。営業の中でも、女性がほとんどいない、且つハードルが高いベンチャーキャピタルを選びました。 ベンチャーキャピタルとは、成長しそうなベンチャー企業に対して投資と経営支援を行う仕事です。周りの人がまだ気づいていないけれど面白そうで、難易度が高いものに挑みたいという気持ちが強かったですね。

最終的に、国内のベンチャーキャピタルに就職を決めました。決め手は職場の雰囲気の良さでした。どんな仕事をしているのか詳しくは分からなかったけれど、そこで働く人の雰囲気がいい会社がいいなと思ったんです。

体育会系の職場で鍛えられる