私は千葉県市原市に生まれ育ちました。小さい頃からサッカーや陸上等スポーツが好きで、小学5年生の時に友人の母に誘われてバスケットを始めると、他の競技よりものめり込んでいき、中学・高校ではバスケ部に入りました。公立の高校で中堅校ではありながらも、勉学がそこまで得意でないということもあり、副キャプテンとして部活に打ち込んでいきました。

将来の進路についてはぼんやりとしていましたが、漠然と消防士になりたいと考えたことがありました。アメリカの9.11のテロのニュース映像を見て、今にも崩れ落ちそうなビルに飛び込んでいく消防士の姿に衝撃を受けたんですよね。誰かのために何かをするという気持ちから、危険も顧みない姿に憧れを抱き、「なんでこんな行動がとれるんだろう」と驚きました。

とはいえ、親からは色々な人がいるから大学に行けと言われていたこともあり、最終的には、都内の私大の経営学部に進学を決めました。元々、私が中学3年の時に父が建築業で起業しており、その影響もありました。家業を継げとは言われないものの、自分の学力で入れる大学で、経営を学べる学校に進もうと決めました。

大学に入ってからはバスケサークルで部長を務め、麻雀やバーベキュー等大学生の遊びに明け暮れる日々を過ごしました。就職活動に有利という話を聞いて2年生の時に大手企業のシステム営業のインターンに参加してみることもありましたが、あまり働くイメージは明確でありませんでした。また、憧れていた「誰かのために」ということは消防士ではなくてもできると感じたものの、腰は重いままで、結局今が楽しければいいような大学生活が続いていきました。

そんな背景もあり、就職活動を迎えても「受かればいいな」という感覚で、説明会に行ったのは3社のみ、結局面接は1社しか受けませんでした。募集があるからとりあえず行ってみようと、軸も無く会社を見ており、最終的には大手居酒屋チェーンを経営する外食企業に入社をすることに決まりました。大学で国際経営学科に所属していたため、中国進出を謳っているその会社に惹かれたんですよね。