1. >
  2. >

6年引きこもっていたら、バトンが回ってきた。
世界一即戦力な男が、自由な笑いを極める理由。

菊池 良さん/クリエイティブプランナー

はてぶ

高校を1年目で中退後、6年間の引きこもりを経て、「世界一即戦力な男」として就職活動を行い、書籍の出版やTVドラマ化など、大きな注目を浴びた菊池さん。「笑い」にこだわる背景、そして、今後描く未来についてお話を伺いました。

高校を即中退してできた猶予期間

沖縄県に生まれ、親の仕事の関係で引っ越し、東京の小中学校に通いました。小さい頃から漫画が好きで、特に、家に全巻揃っていた『美味しんぼ』という漫画が好きでした。その漫画の影響もあり、卒業後は私立高校の調理科に進学しました。

高校では、週に1回調理実習があったのですが、実際にやってみると、「読むのと作るのって、違うのか」と気づいたんです。包丁は上手く使えないし、ゆっくり溶かすのも無理。そもそも、何かにじっくり取り組むことが苦手だったんですよね。

そこで、自分は調理に向いていないと4月の段階で気づき、「これを3年やるのは、長いな」という感じでした。
そして少し考えた結果、学校を辞めることにしました。大検の制度があることも知っていたし、大学に行けば、最終的にはチャラになるなという思いがありましたね。

そんな背景もあり、不安も無く、なんとかなるだろうと、9月に退学をしました。そして、予定通り、12月に大検を取得することが出来ました。

中退後はだらだら生活をしていたため、受験勉強は全然できていなかったんですが、『逆境ナイン』という漫画で登場した、1教科1枚のメモに要点をまとめるという勉強法を活用し、なんとか合格点ギリギリで受かることができました。

そして、制度上、18歳までは大学受験もできなかったので、16歳にして、猶予期間ができたような気持ちでしたね。土曜日の午後が2年間あるぞ、みたいな。

引きこもり生活の中で受け取った「バトン」