福岡県に生まれ、小さい頃から絵を描くのが好きな子どもでした。高校まで祖父の家で生活していたのですが、祖父の友人の著名な画家が酔って描いた落書きが家中にありました。そんな環境の影響もあってか、子供心にアートに関心を持ち、大学は慶應SFCを選択し、テクノロジーアートを学んでいました。

大学時代はアート作品の制作や色の研究を行う傍ら、ダンススクールに通い、週1~2回はクラブ通いという日々で、所謂、チャラい学生でした。(笑)留年もしましたしね。そんな大学生活を経て、就職の時期を迎えると、親がマスコミ関係の役員をしていたこともあり、コネでマスコミ就職しようと考えました。

しかし、そんな時に届いた「リクルートと電通を超える」というキャッチコピーのDMに興味を持ち、採用説明会に行ってみることにしたんです。それはインテリジェンスという人材系ベンチャーで、実際に説明会に参加してみると、経営陣が熱っぽく話をする姿がすごく素敵に見えたんですよね。結果、コネで内定していたマスコミを蹴り、入社を決めました。

ところが、就職してからすぐに大きな壁にぶつかりました。成功したいとか、社会貢献したいとか、特に目標も無く、どう働いて良いのか分からず、営業として目標を一度も達成できないという、燦々たる状況でした。

その後、特に気付きも無く、めざましい実績も無く、給与も上がらずに平凡に過ぎる年月。

気付けば27歳となり、「流石にヤバいな」と感じ始めていました。収入も貯金も役職も無い。年齢的にも生き残りを掛けたラストチャンスの時でした。

そこで、初めて覚悟を持って努力することを始めたんです。TOPプレイヤーのKPI(業績評価指標)の2倍をやり続けようと決め、休みも無く夜中まで働く日々が始まりました。必死に努力を続け、1年経つ頃には、営業部門で実績トップに立つようになったんです。