挫折を経験した一方で、小学生くらいの頃からファッションに興味を持ち始め、それによって少しずつ自信を持つような一面もありました。色々な洋服を自分なりに組み合わせるのが好きで、親にも褒められたことがあり、どんどんのめり込んでいったんです。高校生になった頃には、好きなコーディネートをして友だちと会ったり、外に出るのが好きになっていきました。

将来はファッションの世界で働きたいという気持ちも芽生えましたが、モデルとかスタイリストは才能のある人がなるもので、凡人の自分では仕事にするのは難しいと思っていましたね。

そして卒業後の進路を決める時期になると、やはり漫画家の道を諦めきれずにデザインの専門学校に通いたいと思ったのですが、親には反対され、普通の大学に行きなさいと言われてしまいました。

他に学びたいことも見つからなかったのですが、自分がやりたいことではない仕事に将来就くことや、行きたいと思っていない大学に行くのは違うと思い、将来の夢を社会の中で改めて探したいと思い、ディズニーランドで働くことにしました。家から近く、また年間パスを持っていたのでよく行っていて、その絵本に入ったような非日常の世界観が好きで、夢が見つからなく苦しい状況でも唯一幸せだと思える場所だったんです。

そして、周りの友人は大学に進学する中、私はディズニーランドで働くフリーターになりました。