もともと出身は兵庫県なんですが、6歳の時にブラジルに引っ越し、ブラジルの小学校に入学しました。その学校は非常に人数が少なく、同い年の人は1人もいないため、入学式は私1人というなかなかシュールな体験もしました。

人数は少なかったものの、ブラジルでは個々人の得意なことにはどんどんチャレンジできるため、小学生でも大学入試の国語の問題をやらせてもらったりと、すごく刺激的な毎日を送っていました。

ただ、小学4年生になって日本に帰国することになったのですが、誰でも得意・不得意があるのにそこでは学年や年齢に応じてやっていい範囲が決まっていて、自分には全く合わず、小中高と毎日の学校生活を楽しめなくなったんです。

他の子よりも飛び出さないように、身を守るためには、「日本では学校で答えが分かっていても手をあげてはいけないんだよ」と妹に言っていました。

また、何かをやるときに決まった通りにやらないといけない、自分で考えてやってはいけないというのも印象的でした。アメリカ帰りの子がいて、その子が描画会で絵を描く時間に、下書きをせずに直接絵の具で描いたら先生が激怒していたんですね。絵を描く時には下書きをしないといけないなんて決まりもないのに。

そんな反発心からでしょうか、将来は海外で働きたい、海外に住みたいとずっと思っていましたね。