福岡県の芦屋町で、2人兄妹の妹として生まれました。小さい頃は甘えん坊でわがままで、保育士の母によく遊んでもらっていましたね。幼稚園の年長のとき、自衛隊員の父の転勤で、家族全員で沖縄県の宮古島に引っ越しました。

島では父がよく海へ連れて行ってくれて、一緒に魚を釣ったり貝を採ったりしました。私は泳ぐのが好きで、小さな魚から大型のエイまで、いろいろな生物がいるサンゴ礁の海を泳ぐのがすごく楽しかったです。

泳ぎは得意でしたが、体を使った表現は苦手でした。伝統芸能の踊り『エイサー』を始めましたが、上達せず、親から強制されるのも嫌で、すぐやめてしまいました。私と違って、兄は体を使った表現が得意で、エイサーもすぐに上達して周りの人たちから褒められていました。エイサーだけでなく何でもできる社交的な兄と自分を比べてしまい、強い劣等感を持つようになりました。

私が住んでいたのは、全国から集まる自衛隊員やその家族が生活している団地でした。同年代の子もたくさん住んでいて、一緒に遊んだり、私より小さい子たちの面倒を見たりしていました。

小さい子たちのお世話をしていると、周りの大人たちから褒めてもらえました。「小さい子のお世話をする」というところに関して、兄より認められた感じがして、とても嬉しかったです。