学生時代はバスケしかしてこなかったので、いざ就職活動となった時、何をやりたいかも、何が得意かもわからず、焦りました。私の家族は父も祖父も上場企業に勤めていたので、それなりの会社に就職しなければというプレッシャーも感じていました。だからとにかく、大手の企業ばかりを手当たり次第にエントリーしていました。

なんとか大手クリーニング会社の最終面接まで進みました。コンビニと提携してユニフォームのクリーニングを請け負うといった新しいサービスを始めたところで、それがやりたいと思ってエントリーした会社でした。採用されるに違いないと考え、他の面接を全部断りその会社一本に絞ることに。しかし、結果は不合格。すでに全部断ったあとだったので、これはやばいと思いました。

そこで改めて、いろんな会社のことを調べ始めたんです。そんな中で、なんとなく新規事業に携わりたいと考えるように。自分で0から新しいものを作ることも好きでしたし、新商品の開発に携わっていた父の仕事の話を聞いて興味を持っていた影響もありました。

また、どの業界に進むべきか、父に相談すると、物流業界がこれから面白くなるだろうと話してくれました。そこで、新しいことに自由に挑戦できるようなパイオニア精神を持っている物流会社を探しました。

調べてみると、長距離の陸運業を最初に始めた西濃運輸というパイオニア企業を見つけ、ここでなら自分も父のように何か新しいものを生み出すことができるのではないかと考えました。そこでエントリーし、パイオニア的な部分に惹かれたと面接で説明すると内定をもらうことができました。

就活で苦戦していただけに、合格後は、「こんな自分を拾ってもらって」と会社への感謝の気持ちでいっぱいでした。この恩を返すために、とりあえず文句は言わず20年は真面目に働いてちゃんと会社に貢献しようと決意して、入社しました。