愛知県名古屋市で生まれました。スポーツが好きで、小学4年生の時にバスケを始めました。コーチが厳しい人だったので、声を出していないとダッシュでコートを5往復させられたり、練習中に水を飲ませてもらえなかったりと、練習はかなりきつかったです。でも毎日続けることで、バスケが上手になっているという実感がありました。

それに、練習のつらさが吹き飛ぶくらい、試合が楽しくて大好きだったんです。技が身体に染みつくくらい練習すると、練習したことが試合で自然にできることがあります。それがすごく気持ち良くて。試合の前の日はいつもわくわくしていました。

中学では、バスケ部の他に地元のクラブチームにも入りました。毎日、部活をやって、クラブチームに行って、家に帰ったら寝るだけ。土日も必ず練習があり、遊ぶ時間も休む時間もありませんでした。ただバスケがうまくなることだけを考えていましたね。

高校も、クラブチームのコーチの勧めに従ってバスケットボールの強い学校に進学しました。毎日、始発に乗って学校へ行き朝練して、放課後は21時ごろまで練習。合宿では、一晩中試合をするなんてこともありました。お風呂に入って寝ようとすると、先生がみんなを呼ぶんです。「今からやるぞー!」って。もうノリで乗り切るって感じでした。「元気があれば何でもできる」って常にみんなで言っていましたね(笑)。

それでも、「バスケが好き!楽しい!」という思いが根底にあったので、やめたいと思うことは一度もありませんでした。練習はつらいけれど、つらければつらいほど、試合で自分のやりたいプレーができた時に気持ちよかったんです。試合の中で自分のやってきたことを表現するのが、何より最高の瞬間でした。