愛知県犬山市で生まれました。両親と姉の4人家族です。みんなで頻繁に旅行に行くような、仲の良い家族でした。特に父と母は仲良しで、家に友達を連れて来るとご飯を作ってもてなしてくれる優しい両親を、自慢に思っていました。家で過ごす時間が楽しかったです。

しかし、小4のある朝、起きたら家族の思い出の品や大切なものがごみ箱に捨ててありました。いつもの居心地の良い家の空気が、明らかにおかしいんです。これは何かただならぬことが起こったと、異変を感じました。原因は父と母の喧嘩。その日を境に、あれほど仲がよかった両親が毎日のように言い争いをするようになりました。

日々繰り返される喧嘩が辛くて、私は自分の部屋で涙を流していました。時には仲裁に入ったり、ストレスから強い口調で応戦したりすることもありました。両親だけでなく、家族全員が精神的にも肉体的にも不安定な状態でした。

家族全員で笑顔で夕食を食べたり、外食をしたり、旅行に行ったり、日常の何気ない会話をしたりといった、「日々の当たり前」がなくなって、家族がうまくいかなくなってしまいました。身内では姉だけが頼りだったので、姉と一緒にただただ昔と同じような穏やかな生活が戻ることを願っていました。

学校での私は、目立ちたがりで、手をあげていないのに発言するようなタイプ。学級委員などのリーダー的なポジションも率先して務める、クラスの中心人物でした。しかし中2になると、突然授業や勉強を頑張り続けることに虚しさを感じるようになりました。

おそらくこれまでは、自分のためではなく、両親から褒められたくて頑張っていたんです。しかし、両親から承認をもらえるような環境ではなくなったため、頑張る意味が見出せなくなってしまいました。そのうち、家に帰ることが苦痛になり、遅くまで友人と出歩くようになりました。