入社してからは、社内研修担当や、人事で新卒採用担当をした後、エンジニアとしてクライアント先に常駐してシステム開発に関わりました。WEBサービスの開発や運用管理だけでなく、プロモーションにも関わりました。広告出稿先を決めて、バナー画像を作ったりしていましたよ。広告出稿先やクライアント企業との調整が多かったですが、ストレスはなかったですね。むしろ、いろんな人と関われるのが好きでした。

ただ、クライアントのサービスに関わるうちに、自分が主体となってサービスを作りたいという気持ちが湧いてきました。また、自分の立ち位置が中途半端だと感じていて、なんとなく「プロデューサーになりたい」と思ったんです。

それで、入社4年目に転職を決めて、イケてるプロデューサーがたくさんいるヤフーの採用試験を受けてみることにしました。採用されるとは思っていなくて、記念受験のつもりでした。しかも、面接当日に高熱を出してしまって、自分でも何を喋ってるか分かりませんでした。これはだめだろうなと思いましたが、どうしても聞きたかった「プロデューサーってどういう仕事なんですか?」という質問は面接官にぶつけてみました。最先端のインターネットの会社が何を考えているのか知りたかったんです。

すると、「プロデューサーは人を集めてお金を生む仕事だ」と返ってきたんですよ。すごくシンプルだけど、かっこいいなと思いましたね。

それを聞けてよかったと満足していたら、運良く面接に通って、そのまま採用されました。その質問の筋が良かったのかは分かりませんが、あとで聞くと、技術がわかる企画職が足りなかったそうで、どちらも関わっていた経験が評価されたみたいです。

転職してから、エンドユーザーへのクレーム対応から始まり、デザイナーやエンジニアとの間を調整するADのような仕事をした後、販促系の企画やシステムの企画やらせてもらえるようになりました。対象のサービスは変わりましたが、顧客獲得のためのキャンペーンがメインで、描いていたプロデューサーの仕事ができるようになりました。

プライベートでは、妻と一緒にバイクで日本中を回っていましたね。旅を通して、昔から好きだった日本の地方の雰囲気が、もっと好きになりました。お金をかけない貧乏旅で、旅先で野宿することも多かったんですが、そんなときにおじいちゃんおばあちゃんが助けてくれるんです。女の子が一人で野宿できるのって、すごいことですよね。どこにいってもみんな優しいし、ご飯は美味しい。日本の地方というか、日本全体がもっと好きになりました。